Quanaodep編集部がスタッフカーにオールシーズンタイヤを選んだワケ

ドライの走りでストレスを感じたくないけれど雪でも取材はある!

装着タイヤ:Assurance WeatherReady
装着サイズ:225/60R17
装着車両:SUBARU XV 2.0i-L EyeSight

 春夏秋冬、東西南北、日本中を駆け回って日々取材をしているQuanaodep編集部。大量の撮影機材を積んで移動するため、その足はたとえ片道1000kmを超えようともクルマだ。

 そんなQuanaodepが使用するスタッフカーの1台がスバルXV。ご存じのとおり、4WDのクロスオーバーSUVだ。高速や市街地はもちろん、ワインディングやときに悪路も走ることのある取材の足としては最適。日々編集部員と共に走り回っている。

 さて、そんなXVだが、タイミング的にもそろそろということで、タイヤ交換を行うことになった。クルマに対するこだわりが半端ない編集部の面々が喧々囂々議論を交わし、選んだタイヤはグッドイヤーのだ。そんな銘柄あったっけ? と思う人もいるだろう。それもそのはず、今シーズンからグッドイヤーが新たに日本へ導入したオールシーズンタイヤ、つまり新作なのだ。

 まずはオールシーズンタイヤとはなんぞや、から説明したい。ここ最近注目を集めている同カテゴリーは、北米を中心とした海外では普通に知られているタイヤだが、日本ではグッドイヤーがいち早く導入して徐々に知られるようになってきたもので、その名のとおり夏も冬も1本で走行できるタイヤだ。

 日本では冬になり降雪があるとスタッドレスに履き替え、夏はサマータイヤで走行するというのが一般的。だがこのオールシーズンタイヤは、ドライやウエットの舗装路を普通に走れることはもちろん、雪道もそのまま走行できる性能をもっている。そしてグッドイヤーはVector 4Seasons(ベクター フォーシーズンズ)という銘柄のオールシーズンタイヤを日本で発売し、段々と人気を博していった。

 実際、編集部でも試乗したことのあるVector 4Seasonsの評価は、ドライやウエットでは普通のエコタイヤクラスの性能をもち、編集部のある東京都内に降った降雪時にはスタックすることなく普通に走ることができた、というものだ。

 そして今回装着を決めたAssurance WeatherReadyは、Vector 4Seasonsがカバーしていなかった、主にSUV用となるサイズ領域を埋めるために導入されたモデルである。

 さて、ここからが本題だ。なぜQuanaodep編集部ではオールシーズンタイヤを選択したのか。まず、Quanaodepでは突然の降雪があろうが、雨がふろうが、取材のスケジュールが変更されることはない。しかも先に書いたとおり、ワインディングから高速、悪路まで、取材エリアは道さえあれば日本全国どこにでも行くことになる。これに対し、サマータイヤとスタッドレスタイヤを用意し、履き替えても、確かに問題はない。

 だが、編集部が東京都内にあり、冬の降雪が数日でしかないこと、そして高速やワインディングなどを頻繁に走行することを考えると、ドライ路の性能が無視できなくなる。それゆえ満場一致で「オールシーズンタイヤを試してみよう」ということになったのだ。

 まだ降雪時期ではないため、雪道の性能は当然試せない。それでも今回は編集部員4人でさまざまなエリアを走行したので、その印象をお伝えしたいと思う。

Quanaodep編集長 石田貴臣

 じつはグッドイヤーのオールシーズンタイヤには前々から注目していた。それは冬に雪道で行われたVector 4Seasonsの試乗会に参加して、実力を実感したからだ。

 もちろんグッドイヤーでもスタッドレスタイヤを用意していることからもわかるとおり、最新スタッドレスの雪道でのグリップには及ばない。だが、細かいサイプなどがないトレッドパターンをみて「これで雪道を走れるのか?」と疑問に感じつつ走行すると、普通に加速するしブレーキも利く。コーナリングだってさほど神経質になることなく曲がってくれるのだ。

 冬の間ずっと降雪地域で過ごすのであれば、ストレスのないスタッドレス一択だという思いは変わらないが、残雪も含めて年にせいぜい10日以内しか雪道を走行する機会のない地域なら、逆にオールシーズンタイヤ一択と言い切ってもいい。もちろんウインタースポーツを趣味にもつ、といった人なら話は別だが。

 そんなボクにとって逆に気になっていたのはドライの性能だ。サーキット走行やレース経験もあるボクにとって、舗装路での走りに不満があると大きなストレスを感じてしまう。

 早速Assurance WeatherReadyで、いつも走り慣れている首都高速に乗った。走ったことのある人ならわかると思うが、コーナーだらけで路面も荒れ、継ぎ目も多いのが首都高の特徴。そんな首都高でまず感じたのは初期応答性の良さだ。過敏ではないが切りだしからスッとクルマが向きを変え始め、そのまま切り込んでも途中で操舵の手応えが変わることなくコーナーを抜けられる。さらに路面のいい高速も走ったが、とくにザラついた印象も受けないし、パターンノイズなどが気になることもなかった。ハッキリ言って、公道を制限速度内で流している限り、普通のドライタイヤと何ら変わった印象は受けなかった。

  

 ワインディングでもとくに不満はない。スタッドレスで感じるようなブロックのヨレもなく、コーナーの切り返しでもタイヤ由来で不安定になることもない。スポーツモデルならいざしらず、少なくともSUVの走りであればオールシーズンタイヤのドライ性能にストレスを感じることはないと感じた。

Quanaodep中堅編集部員 原田貴俊

 あらゆる路面状況で、安心して走ることができるオールシーズンタイヤ。同じくグッドイヤーのVector 4Seasonsは、まさにラジアルタイヤとスタッドレスタイヤのいいとこ取りをしたようなトレッド面を採用していた。試乗したときには、不安のないドライ性能とスノー路面での走破性をもたらしてくれた。そこで、今回新たに市場投入されたというAssurance WeatherReadyを試す機会に恵まれた。

 第一印象として、トレッドパターンはVector 4Seasonsよりもラジアルタイヤに近いな、と感じた。その印象どおり、ドライ路面での走りには不足を感じるようなことはなかった。ワインディングを中心にドライブしてみたのだが、ステアリングを切り込んだ際の腰砕け感は少ない。ワインディングの下りであっても、ステアリングを切り込んだ分だけノーズがインを向く。そのため安心して走りを楽しむことができた。ロードノイズも高まる傾向にあるものだが、耳障りになるようなノイズもなく、いい意味で“普通”なのである。

 都心ではスタッドレスタイヤやスノーチェーンを準備している人は少ない。そんなときに有効なのがAssurance WeatherReadyだ。ドライ路面での走りも犠牲にしたくないという人には、オススメのタイヤだといえる。

Quanaodep若手編集部員 米澤 徹

 正直、何も言われなければサマータイヤと思ってしまうほど、オンロード性能がいい。オールシーズンタイヤと言われて、初めて「確かにタイヤのゴムが柔らかいかも……」と感じるほどだ。

 高速道路ではトレッドパターンからは想像できないくらい、パターンノイズが気にならなく車内での会話やラジオから聞こえてくる音声がクリアだ。

 タイヤ全体の剛性感もあり、高速道路で走行車線から追い越し車線といったレーンチェンジをしても「本当に雪道も走れるタイヤなのだろうか?」と疑ってしまうほど。今回はドライ路面のみだったが、ウエットやスノー路面でも試してみたい!

Quanaodep新人女性編集部員 乾ひかり

 オールシーズンタイヤは初めて体験するけれど、先入観なく乗ると、乗り心地はまったくサマータイヤと変わらなかった。高速で走ってもフワフワした感じはなく、安定感があってブレーキもしっかり利く。ステアリングは軽快で、運転しやすさを感じるなかにも、しっかり手応えがあることに驚いた。

 ワインディングも試したが、しっかり路面を捉え、タイヤが自分の走りたいライン上をビシッとトレースしてくれる。

 試乗の途中で雨が降ってきたが、濡れた路面でもとくに不安な動きを示すことはなかった。どんな状況でもバランスよく性能が発揮されるのがすごいと思う。

 ロードノイズも静かで、この性能、乗り心地で1年を通して乗れるのであれば、ぜひ自分の愛車にも装着したいと思った。東京など年に数回しか雪が降らない地域に住んでいる人や、タイヤ交換が難しい女性にはぴったりだと思う。

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