LAショーデビューのインプレッサ セダン コンセプトは北米市場を加速させるか? (1/2ページ)

LAショーデビューのインプレッサ セダン コンセプトは北米市場を加速させるか?

スバルが絶好調の北米市場は2007年から右肩上がり

 日本を拠点とするスバルは、持続的な企業成長とさらなる発展を目指すために「際立とう2020」という新中期経営ビジョンを掲げている。そのため「スバルブランドを磨く」「強い事業構造を創る」というふたつの目標を掲げて2020年に向け全社を挙げて取り組んでいる。subaru

 大手国内メーカーの中で最も弱小規模であるスバルの現在の原動力となっているのが、絶好調の北米市場による売り上げだ。2014年3月期の連結決算では、売上高が2兆4000億円と前期比でみて25.9%アップとなっている。営業利益ベースでも171%増の3265億円、さらに純利益では2066億円となり前期比ではなんと72.8%もの増額となっている。もちろん2015年ベースでは、昨年の数値をさらに上回る形で推移しており、通年での販売台数もグローバルで95万台規模に達する見込みだ。そのうちのおよそ半数以上となる60万台(2014年実績51万3693台)近くを北米市場で賄う形となっている。

 それだけスバルにとって北米マーケットは、最重要マーケットなのである。だからこそスバルは北米で失敗できないし、北米マーケットのSUBIE(スビー)と呼ばれるスバルファンを裏切るようなことはできない。世界シェアでは1%のスバルが、北米では3%を獲得している。何より北米での2014年のフォレスターの売り上げ(15万9953台)だけで、昨年のスバルの日本の総販売台数(16万7963台)に迫る数字となっているのだ。

スバルより
スバルより

 もちろん北米で売れている理由は明確だ。スバルのオリジナル技術であるシンメトリカルAWDの走行性能や、リーズナブルな価格設定、さらに故障の少ない信頼性などとなっている。さらに近年では米国道路安全保険協会(IIHS)の安全性評価で、全モデルが6年連続で「トップセイフティピック」を獲得している。しかもスバルの北米でのラインナップ全7車種のうち5車種(フォレスター、レガシィ、アウトバック、インプレッサ、XVクロストレック)が、最高評価となる「トップセイフティピック+(プラス)」を受賞していることが、大きく販売数に貢献しているという。

2014年3月期 国内2015年3月期 国内2013通年 米国2014通年 米国
レガシィ19,00013,80042,29152,270
アウトバック(レガシィに合算)118,049138790
インプレッサ61,10039,50058,85657,996
XV Crosstrek(インプレッサに合算)53,74170,956
フォレスター36,60021,100123,592159,953
レヴォーグ40,600
WRX/STI7,50017,96925,492
エクシーガ3,9001,900
BRZ3,4001,9008,5877,504
OEM500400
軽自動車55,50034,900
181,600162,800424,683513,693

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