【ニュル24hレース特集】ニュル24時間の不思議な予選進行

 43rd ADAC Zurich 24h Race 2015(第43回ニュルブルクリンク24時間耐久レース)はレースウィークに突入。現地時間5月14日は走り出しの日。午後3時45分から5時45分までのプラクティスセッション、そして19時25分から23時25分までという4時間に及ぶ予選セッションの1回目が開催された。
2日目となる5月15日は、予選の2回目(2時間)、そして午後に上位30台のグリッドを決めるトップ30予選(40分間)というセッションが、ニュルブルクリンクを舞台に開催された。Top30Qこのセッションの時間を見ると、予選だけ見れば、わずかに2セッションだが、時間にすると6時間という、ちょっとビックリな内容となる。

 また、この予選を前に予選レース(クオリファイレース)なるものも開催されているのを考えれば、いかに複雑怪奇なレースなのかということもわかる。

26 BMW Sports Trophy Team Marc VDS BMW Z4 GT3 SP9GT 8:17.394
予選トップ 26 BMW Sports Trophy Team Marc VDS(BMW Z4 GT3/SP9GT)
8:17.394
2 BlackFalcon Mercedes-Benz SLS AMG SP9GT 8:18.341
予選2番手 2 Black Falcon(Mercedes-Benz SLS AMG/SP9GT)
8:18.341

 トップ30台のグリッドを決めるトップ30予選は、前述の予選レースのほかに、VLN(ニュルブルクリンク耐久レースシリーズ)の第1戦、第2戦のプラクティス、予選、そして決勝レースでトップになったチームなどが、すでにトップ30予選の優先権を得ることができるという。
今回は17台がこのトップ30クオリファイに進出。残り13台の枠を2回のクオリファイで競うこととなった。

20 BMW Sports Trophy Team Schubert BMW Z4 GT3 SP9GT 8:18.814
予選3番手 20 BMW Sports Trophy Team Schubert(BMW Z4 GT3/SP9GT)
8:18.814

 予選結果でトップ30予選進出となったマシン(30台)は、15日の午後5時10分から始まったトップ30クオリファイのグリッドを決める予選最後のアタックを行なう。30台がタイム順にホームストレートに並び、スタートと同時に1台ずつコースに出て行く。

 長い1周のウォームアップラップの後、各車タイムアタックに入り、ラップタイムを刻んでいく。そしてトップタイムをたたき出したのは、8分17秒394でBMW Z4 GT3がポールポジションを獲得した。

53 Team Toyota Gazoo Racing Lexus LFA Code X SP PRO 8:26.280
予選23番手 53 Team Toyota Gazoo Racing(Lexus LFA Code X/SP PRO)
8:26.280

 日本勢トップは、LFA Code Xの23番手、タイムは8分26秒280。このトップ30予選に出場した石浦宏明選手は「クルマの進化がタイムに現れてよかったです。気温が低かったら8分20秒台は出たかもしれませんね。予選スペシャルならもっとタイムも良かったでしょうが、決勝のセットアップで臨んだタイムでこの記録ですので、決勝でもクラストップの戦いはできると思います。」とコメントした。

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