【ムービー】SCOOP!  GRMN86が富士で極秘テスト

GRMN86が富士スピードウェイ・ショートコースでテスト走行

 11月23日に開催されたトヨタGAZOO Racingフェスティバル(TGRF)2014の前日。会場となった富士スピードウェイは、パドックやドリフトコース、モビリタなど搬入準備の車両や準備するトヨタのスタッフが忙しく動き回っていた。

 そんなとき「サーキットドライブパーク」の会場となるショートコースからチューニングされたNAエンジンのサウンドが聞こえてきた。しかも、その音はレーシングカーとも異なる。
さっそくと足を向けると、そこにはボディに偽装ラッピングを施したトヨタ86が。

 唐草模様でラッピングされてはいるが、大きなリヤウイング、エアダクトのあるボンネットは、しっかりと確認。
これは、今年の東京オートサロンでGAZOO Racingが発表したトヨタ86をベースにした「GRMN86コンセプト」に違いない。

 これまでGAZOO Racingが販売したGRMNは、iQスーパーチャージャーとヴィッツターボ。
GRMNのコンセプトは、ニュルブルクリンク24時間レースで得た経験を市販車へとフィードバックすること。技術は投入されてはいるが、この2台がニュルと直結していると思いがたい部分もあった。

ニュル24時間レースに参戦したトヨタ86。エンジンやサスをチューニングしている

 しかし、86は異なる。実際にニュルブルクリンク24時間レースで勝つために開発されている。ニュルブルクリンクは、世界一過酷なサーキットと呼ばれている所以に、路面が公道と同じくらいの摩擦係数しかなく、もの凄いアップダウンが続くコースだからだ。
一般的なフラットなサーキットのようにサスペンションを硬めても、速く走れない。しなやかかつストロークの長いサスペンションが必要なのだ。ある意味、究極の公道ともいえる。だから、欧州メーカーは、このコースで市販車もテストしているのだ。

このテストには、GAZOO Racingから86で参戦した影山正彦選手の姿も確認されている。つまり、GRMN86は、これまでのモデル以上にニュルで培った技術とノウハウが投入されているのは間違いない。しかも、そのエキゾーストノートからエンジンのピックアップ、車速の乗り方などから判断するとエンジンはコンセプトモデルのスペックどおり200ps以上は出ているようだ。
パワーアップに伴い、サスペンションはもちろんブレーキも強化されている。フロント、リヤ共にブレーキローター径は拡大され、ブレーキキャリパーも前後4ポット。17インチホイールの内側はギリギリまでブレーキシステムで占められていた。

  

  

 さてGRMN86の登場時期を予想してみよう。
iQとヴィッツの2台のGRMNは、東京オートサロンでコンセプトモデルを発表し、夏には発売をしている。マークXは今年の年末に発表されるという噂はあるが、86は未だに未定だ。さらに周辺取材を重ねてみると、来年1月の東京オートサロンで最終仕様が発表されるようだ。
ということは、ショートコースでの走行は最終段階に近いのか?その回答は来年1月にはわかることだろう。

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