予約開始から3年半。テスラ モデルSが日本デリバリーを開始

予約開始から3年半。テスラ モデルSが日本デリバリーを開始

Musk

イーロン・マスク テスラモーターズCEO
この式典に登場したイーロン・マスク テスラモーターズCEO

 電気自動車メーカーの日本法人テスラモーターズジャパンは、9月8日(月)、東京・六本木にある六本木ヒルズ52階シティビューにて、モデルS納車記念式典を行った。

プレスカンファレンスで、マスクCEOをサポートするのは、テスラモーターズジャパン代表執行役員社長に就任した樺山資正氏。レゴ、アップルなどで活躍し、今年この職に就いた
プレスカンファレンスで、マスクCEOをサポートするのは、テスラモーターズジャパン代表執行役員社長に就任した樺山資正氏。レゴ、アップルなどで活躍し、今年この職に就いた

 日本でモデルSの予約受付を開始したのは2011年春。実に3年半、ようやくデリバリーがスタートすることとなった。

 モデルSは、5名+2名の乗車定員を持つ4ドアスポーツバックEVセダン。テスラモーターズとしては、テスラロードスターに続く第2弾モデルとなる。
バッテリーの容量は60kWh、85kWhの2種類から選ぶことができ、85kWhモデルには出力特性の異なる85kWh Performanceというグレードも用意されている。そのバッテリーはホイールベース間の床下全面に敷き詰められている。
駆動モーターは、テスラ独自の交流誘導モーターで後軸近くにインバータと並べて置かれ、単速ギヤを介して後輪を駆動する。
低重心と強固なバッテリーケースで異次元の走りを実現する。航続距離は500km以上、0→100km/h加速は4.4秒となる。

 テスラ ロードスターは生産の一部をイギリスのロータスに依頼していたが、このモデルSについては、GMとトヨタの合弁工場旧NUMMIを買い取って出来上がったテスラの自社工場で全車生産している。米国では2012年に発売を開始しており、すでに3万台近くが出荷されている。

 価格は60kWhモデルが823万円、85kWh標準モデル933万円、85kWh Performanceモデル1081万8000円。EV購入補助金(クリーンエネルギー自動車等導入費補助金)は平成26年度で85万円(自動車取得税、重量税は免税)となる。

 この日、最初にモデルSをオーダーした9名がこの場に呼ばれた。イーロン・マスクCEOもこのために来日し、この式典に出席し、国内最初のモデルSオーナーにキーを直接手渡すというパフォーマンスを見せた。

modelsowner結局米国の販売開始から2年近く遅れての日本での販売開始であるが、その原因をマスクCEOは「右ハンドル車への対応が大きな理由です。また日本語への表示対応。英語表示のままお渡しするわけにはいきませんからね」と日本仕様への対応に時間がかかったことを説明した。

 テスラの技術部門を担当するカート・ケルティ氏は「今回は日本語化対応に時間がかかってしまったが、次モデルであるモデルXそしてモデル3は、それほど遅れずに日本国内へのデリバリーができると思う。特にモデルSと同じプラットフォームを使用するモデルXは右ハンドル化についてもそれほど時間がかからずに済むはずだ」とコメントしている。

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